競走馬は競馬に出走するにあたり馬名登録を済ませることが義務付けられている(馬名登録義務)。
日本においては、馬名登録をするにはばんえい競馬を除いて財団法人日本軽種馬登録協会による馬名審査を通過しなければならず、馬主の申請に対して「馬名登録実施基準」に基づいた審査が行われる。
不適とされた馬名は登録できず、変更を求められる。
日本における馬名登録の時期・方法については、以前はトレーニングセンター(中央競馬の場合美浦栗東)に入厩するか、産地馬体登録検査をするときにJRAに申請して正式登録となったが、2002年からJRA、NAR(地方競馬)の全ての競走馬登録を日本軽種馬登録協会が一括して行うようになり、血統登録証明書が発行され次第(概ね1歳7月以降)馬名登録ができるようになった。
競走馬名は概ねどこの国の競走馬でも、父や母の名前から連想して付けられることが多く、ノーザンダンサーの直仔の場合は「ノーザン○○」や「○○ダンサー」と付けたり、サンデーサイレンスの直仔の場合は「○○サンデー」や「○○サイレンス」などと付けられる例がある。
また、父系祖先や母系祖先の有名馬から連想して付けられたり、父と母の名前を半分ずつ取って付ける場合も多い。